『寂しい生活』 稲垣えみ子(著) 東洋経済新報社
あらすじ
東日本大震災を機に脱原発を果たすために、電気を極力使わない生活を始めた著者のお話。電気を半減させる目標を立てるも、達成は難しいことに気づく。いっそのこと目標を電気ゼロに据えることを決心。果たして電気のある便利な生活から脱却することなどできるのでしょうか・・・「便利なもの」あえてそれらを捨て去った結果、新たな発見とともに豊かな生活が見えてくることもある。掃除機を使わなくなった途端に掃除が楽しくなった、なぜなら掃除機を出してくるまでが億劫だったからとか。お風呂は銭湯に行くことで、地元の方々との交流が増えて自然と友達ができていく、などなど電気を使わない生活とはどのようなものなのか・・・
まとめ
電気を使わない生活なんて想像もできませんでしたが、タイトルの『寂しい生活』とは裏腹な超前向きな内容から、「人生の豊かさとは」について考え直すきっかけを与えてもらえます。
こんな人におすすめ
時間とお金に追われている人たち、すなわちほとんどの人におすすめできる一冊だとお思います。
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